投稿

7月, 2023の投稿を表示しています

雨よ恵よふってくれ…

イメージ
『雨の慕情』 今回はリクエストがあり、演歌を取り入れてみました。 有名な曲「雨の慕情」×音楽療法の観点から、 サビの”アノ”振付に少しアレンジを加えた、ストレッチも一緒に行いました。 (※聞いて下さった方は全員、椅子に座ってのご参加です) 有名なバージョンの振りでは、 片方の手はマイク(又は何か)を持ち、もう片方の手は、手の平にお皿を持つスタイルにして、上下に動かしますね。 ただそれだけやっていても面白味に欠ける!…と感じた私は、 動かしていない片方の空いた手を、グーの状態にして、太ももの上を前後に動かす、 いわば「脳トレ」の要素を入れた振付をしてもらいました。 この活動を、音楽療法の観点から説明しますと、 音楽を聴くことに関しての「積極性」、 そして、 片方の手は上下、もう片方の手は足の上を前後に滑らすという 複雑な動きである「マルチタスク」を行う事により、 「脳の活性化」と共に「集中力」や「思考力」を促進させる効果が期待できます。 また、音楽が流れている事で、流れていない時よりもリズムに乗って、動かす事への負担が軽減されやすくなります。 ブログを読んでいるそこのあなたさまも、是非一度 空いた時間や隙間時間、おうちなどで試してみてくださいませ! (音楽療法について学ぶ学生メンバーA) Therapy Performance Circle HP

土地

イメージ
 『長良川艶歌』 懐かしいわぁ!鵜飼い舟見て育ったのよ、わたしね… illustAC 五木ひろしさんの、というリクエストで選んだこの曲を演奏した日に、たまたま岐阜出身の方がいらっしゃいました。あふれる思い出話、カラカラとした笑い声。もったいないほど明るい笑顔を向けてくれて、しみじみ嬉しく思いました。今日ここで演奏できて、本当に良かった。 思いをはせる場所がある、ということが、羨ましいです。土地の思い出は、その大地を踏みしめた足から五感を通じて、しっかり心と体に根付くのでしょうね。写真や、旅行ではなく、生活した温かい記憶。 演歌には、特定の地域を歌ったものが多い。その場所で生きた人には、絶妙なタイミングで光景が脳裏に広がるように、できているんですね。本人さえすっかり忘れていた出来事まで、思い出せてしまうのです。あら、そういえばね... 改めて感心しました。あまり演歌に親しみがなかったのですが、がぜん興味が湧いてきた。 ありがとうございます。また一歩。 Therapy Performance Circle HP